乾燥肌・シワ対策の化粧品は保湿成分を重視!保湿力が高い成分TOP10

セルフケア

保湿

乾燥から肌を守り、シワを軽減させる為に欠かせない「保湿」。

肌には自ら保湿成分を作り出して、肌に水分を蓄えておく力があります。
それが年齢や環境、生活習慣が変わることで、どんどん肌の水分保持力や保湿力が下がってしまいます。

その肌の働きを補うのが「化粧品などを使って、外部から保湿成分を取り入れて、肌の水分を保つ」という行為です。

年を重ねたり、空気が乾燥しやすい季節によっては「今まで使ってきた化粧品だけでは、保湿が物足りないな……」と感じることが出てくることもありますよね。

その場合は「保湿成分配合」と書かれた化粧品を選ぶと思うのですが、保湿成分によって水分保持力に大きな差があることは知っていますか?

保湿成分は働きによって、大きく3種類に分けられます。

  • 水分を挟み込んで保湿する:水分保持力★★★
  • 水分を抱え込んで保湿する:水分保持力★★☆
  • 水分をつかんで保湿する:水分保持力:★☆☆

自分の肌に適した化粧品を選ぶ為に知っておきたい、それぞれの保湿成分の働きについて、分かりやすくまとめてみました。

水分を挟み込んで保湿する

水分をサンドイッチのように挟み込み、キープします。

代表的な成分はセラミドで、水分保持力は最強です。

セラミド

肌の水分を保持する最強の保湿成分が「セラミド」

セラミドとは角層の細胞と細胞の隙間を埋める「角質細胞脂質」の一つです。

角質細胞脂質はセラミド、遊離脂肪酸、コレステロール、コレステロールエステルによって作られており、その中でもセラミドは、細胞間脂質の約40%を占めています。

セラミドが失われると角質の水分が蒸発しやすくなり、水分量が80%も低下すると言われるほど、肌には欠かせない成分です。

セラミドは「脂質」なので、水には溶けませんが、水と結び付くことで、ミルフィーユ状の層(『ラメラ構造』や『層板構造』と呼ばれる)を作ります。

ラメラ構造に取り込まれた水分は、湿度が下がっても蒸発しません。
肌に充分なセラミドがあれば、乾燥しがちな季節でも潤い感がある肌を保つことができるのです。

セラミドはターンオーバーと共に表皮細胞の中で作られるので、加齢によって代謝が悪くなると、セラミドの量が減り、角質の水分量も減ってしまいます。

角質に含まれるセラミドの量が多いのは、赤ちゃんの頃。
「年を取るごとに、肌が乾燥しやすくなる」と言われるのは、そのような理由からなのです。

減ったセラミドを体内で作り出すのは難しいので「セラミド配合の化粧品を使うこと」が、最も手っ取り早く確実に保湿を行なえます。

化粧品に配合されているセラミドには、いくつか種類がありますが「セラミド2」「セラミド3」「セラミド10」がほとんどです。

セラミドと同じく水と結合するとラメラ構造を作り、角質層に水分を取り込む性質があります。
簡単に言えば「保湿成分が角質を潤すことで、滑らかな肌になる」ということ。

化粧品の原料としては比較的高価な成分になるので、基本的にお高め。
※不溶性なので、化粧水よりも美容液や乳液に配合されていることが多いです。

例えば「セラミド配合美容液」として売り出されている化粧品が極端に安い場合は、少ししか配合されていない可能性が考えられます。

内容量やセラミドの種類によっても違いがありますが「3,000円以上」を目安に選ぶとハズレが少ないです。

スフィンゴ脂質

セラミドと同じく「角質細胞脂質」の一つ。
化粧水や美容液、フェイスクリーム、オールインワンに「保湿成分」として配合されています。

保湿力はセラミドよりも劣ります。

ステアリン酸コレステロール

スフィンゴ脂質と同じく、セラミド以外の「角質細胞脂質」の一つ。

保湿力はセラミドよりも劣りますが、水分保持力は他の保湿成分と比較しても優秀です。

ステアリン酸コレステロール配合の化粧品は、セラミドやスフィンゴ脂質と比較して、あまり見かける機会がありませんね……。

水素添加大豆レシチン

大豆から抽出された「レチシン」に、水素を添加した成分です。

細胞間脂質の間に浸透することで水分の保持や保湿を行ないます。乳化剤として利用される機会も多いです。

「合成界面活性剤」の一種ではありますが、水素添加大豆レシチンは天然のレチシンの構造をそのまま安定化させた成分です。

一般的な合成界面活性剤よりも、肌や身体への刺激性は低く、毒性の影響はほぼ無いので安心して使えます。

水分を抱え込んで保湿する

真皮に元々存在する成分を使用することが多い成分です。

化粧品に配合された成分の場合は、肌に使っても成分の分子が大きい為、真皮まで浸透することはありませんが、角質内の保湿成分として働きます。

外気の湿度が下がって乾燥した状態になっても、肌の水分を抱え込んだまま保持してくれます。

スキンケアの他、ボディケアやハンドクリームにも良く配合されている成分が多いです。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸はコラーゲンやエラスチンで作られたゼリー状の物質で、弾力があり、真皮を安定化させて保ちます。

水分保持力が優れており、200倍~600倍の水分をキープしてくれます。

コラーゲン

丈夫なタンパク質から作られた線維で、水分を除いた真皮の約70%を占める、真皮の主要な成分です。

シワやたるみが起こるのは、コラーゲンが減少したり変性したりすることで、肌に弾力が失われることが大きな原因になっています。

真皮では弾力を保つ働きをするコラーゲンですが、化粧品に配合される場合は「保湿成分」の役割を果たします。

エラスチン

ゴムのような弾力がある繊維で、コラーゲンを繋ぎ止めるように支えます。

真皮から水分を除いた5%前後をコラーゲンが占めますが、加齢で徐々に減ってしまう為に、シワやたるみの原因の一つになります。

保湿力が高く、化粧品の保湿成分として配合されることも少なくありません。

ヘパリン類似物質

ヘパリンは元々血液に存在する成分ですが、水分含有力があるので、似たような成分を保湿成分として応用したものを「ヘパリン類似物質」として配合されています。

化粧品の他、医薬品にも使われます。

水分をつかんで保湿

水分を吸湿する作用がありますが、湿度が低い時は保湿力は下がります。

天然保湿因子(NMF)

角質細胞内にある水溶性の成分。

アミノ酸、尿素、PCA(ピロリドンカルボン酸)など、約20種類の成分で構成されています。

保湿力は高くありませんが、サラッとしていて使い心地が良いことから、化粧水の保湿成分として配合されることが多いです。

PG、グリセリン、1.3BG

PG(プロピレングリコール)、グリセリン、1.3BG(ブチレングリコール)は、多価アルコール。

多価アルコールとは「分子内に水酸基(OH)が二つ以上あるもの」を言います。
※PGは「C3H8O2」、グリセリンは「C3H8O3」、1.3BGは「C4H10O2」と、確かに水酸基(OH)が二つ以上ありますね。

アルコールには「蒸発しやすい」というイメージがありますが、水酸基が二つ以上あると、水分が蒸発しにくくなり、保湿作用が出ます。

※ちなみにアルコールと言えば「エタノール」が代表的ですが、分子式は「C2H6O」で、水酸基(OH)が一つしかありません。私たちがイメージする「蒸発しやすいアルコール」は、こちらのアルコールですね。

天然保湿因子(NMF)と同じく、さっぱりとした使い心地が特徴的で、安い化粧水の保湿成分として使われることが多いです。

ヒアルロン酸などと組み合わせることで、更に保湿効果が高まります。

いかがでしたか?

乾燥によるしわ対策を行なう目的で、新しく化粧品を買う場合は

1.手持ちのスキンケア用品に、どのような保湿成分が含まれているか確認する。
2.水分保持力が低い成分が多い場合は、より高い成分が入った化粧品を選ぶ。

というステップを踏むことで、今まで以上に効果の高いスキンケアが行なえます。

どの保湿成分が配合された化粧品を買えば良いか悩んだ時は「セラミド配合」がおすすめ。
比較的高価な原料なので、値段はお高めですが、保湿効果は抜群です。

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